こんばんは。

アオヤギです。

先日に続いて THE CITY FOLKS BOOKSより

風景写真を扱った写真集を紹介します。


米田知子さんの原美術館での展示カタログです。

今日はその中から、ふたつのシリーズを。


20世紀、全体主義へ大きくシフトしていった日本。その時代には社会変革や共産主義にしか回答を得られなかった人々がいました。そして中にはイデオロギーを達成するため二重生活を送らなければならないスパイたち。おそらく彼らにとって、実際に起きている歴史ではなく、この二重生活こそ本質であり、真実であったのではないか。ということをテーマにした「パラレル・ライフ」。


歴史的な出来事があった場所を撮影することで、当時のイメージや現在目に出来るモニュメントだけに実質があるのではなく、実質はその軌跡や現在のあらゆる風景に存在することを示す「シーン」。

など

歴史、そして見えていること

見えていないことの間で

語られる写真が並びます。

全て客観的なイメージを用いるのではなく

不確かなイメージや叙情的なイメージを

テーマを強固にするために用いるところなど

とても好きです。

間違いなく写真の現在形のひとつです。

こちらはTHE CITY FOLKS BOOKSで取扱っていますので

ぜひ店頭でご覧ください。

皆様のご来店、お待ちしています。